バイクの事故の後遺症、実は・・・

執筆者 | 10月 9, 2016

友人のオスマーが、腰から右足にかけての痺れと、痛みを訴えてやってきました。
「自分で言うのもなんだが、これは18歳のときにやったバイクの事故の後遺症に違いないと思うよ。」
「なるほど、随分昔の話だなあ・・・」と私
「うん、けれど間違いないと思うな。」

何度か治療を重ねるうちに、背中全体の硬さと足の痛みは随分と良くなっていき、可動範囲も広がってきました。すると今度は胸椎へ痛みと緊張が集中していきました。

そして、そのあたりを治療しているとき、彼は突然、事故の模様をまるでつい昨日のことのようにこと細かく説明し始めたのです。
「こんなことは今までにないよ」と言いながら、
50メートルも空中に飛ばされて河原に落ちたときのこと。
その河原の石ころの感触。
さらには誰かが見つけてくれるまで、3時間余りそのまま動けずにいたときの思いなどなど・・・

当時のトラウマが長いこと心の深いところへ沈んだままだったのでしょう。

オリバー・ストッカー (ドーンバーン、オーストリア)