不思議と続けたいタオ指圧

執筆者 | 10月 8, 2016

M・Uさん(40代女性、東京都在住)

不思議な印象のタオ療法

11月の末に駅の階段から落ちました。軽く見て、湿布だけですませてしまったのですが、年を越しても鈍痛が引きません。
正月の親類の集まりでは、正座が苦しく、子どもの前で足を崩さなければならなくなりました。私としては、示しがつかず困りました。
慢性の痛みには東洋医学の方がいいよ、というアドバイスをいただいたのは、その時でした。しかし、すぐに何かをしよう、とは思っていませんでした。

偶然、図書館で新書『気の経絡指圧法・安らぎのツボ 実技篇』を見つけ、会社の机に読みかけを置いていました、すると、来社した方がご覧になり、「知り合いが講習会に行ったけど、いいみたいですよ」とおっしゃいました。
それを聞いた私は、軽い気持ちで電話予約を入れました。

初回は、私が受けた印象は、”これは今までに受けた「てもみん」などとは違うな。
コリを指圧で取るような感じとは大きく違うな” というものでした。不思議な印象を受けました。
施術自体は、ところによっては「痛キモチイイ」ぐらいの強さのところもありますが、全体としては、以前受けた指圧よりもはるかに弱い圧し方でした。

しかし、場所によって色々で、すーっつ、じーん、ずーんとする感じです。
と同時に、感じるのが、押されているところと、その周りだけではありません。
ずいぶんと離れたところが反応します。例えば、首筋を押されているのに、痛いほうのくるぶしが、じんじんとする。
または、肩を押されているのに、腕から首筋までがぴりぴりとする。
その他、すねを押されているのに、わき腹が温かくなる等々です。
それはまるで、もぐらたたきや暗渠水路の弁の開け閉のようです。
終って、足首の痛みが、すっとなくなったとともに、身体全体が軽くなっていました。

翌日、これがメンゲンというものか、と思いました。だるくはないし、体調はいいのですが、動きが鈍く、頭は、ぼけてはいないけど働いていない感じでした。
日ごろは、集中的に仕事にかかれるのですが、流れで作業するのがやっとでした。しかし、最初の受診の翌日から、5日後の2回目の受療まで、足首の痛みは軽いままでした。また、体調・気力ともに充実していました。

変化し続けるからだ

3週間目に、生理が来ました。普段は、感情のコントロールができるのに、これまでは、生理前になると周囲に迷惑がかかるくらい、感情が爆発したり議論で人をやり込めてしまったりすることが、多かったのです。しかし今回、そのようなことはなく、生理自体も量の割には軽めですみました。

ただ、このころから気力がないな、と感じることが増えてきました。これまで、
すべきことはなんとかやってしまたのですが、「これはもういいや」とか、「しんどいな」と思うことが増えてきました。
それから、これまで私は、寝覚めがよい方で、決めた時刻に必ず目が覚めたものでした。しかし、受療2月目に入ったくらいから、目覚ましが鳴らないとおきられないようになりました。うっかりすると、寝過ごすことがある。そんなことが、ちょくちょく起きるようになってしまいました。

これまで睡眠時間は、4時間半と6時間が一日おきで、忙しいときは3時間程度でした。それでも、それなりに動いていたのです。しかし今では、6時間が標準。4時間半を2日続けるのは眠くてできなくなりました。
また、身近な人に対する不満を、意識する機会が多くなってきました。
結果、職場で不機嫌な顔をしてしまったりすることが起きています。
しかしその分、感情を爆発させる回数は減っています。

以前感じていた、強い行き詰まり感が薄くなっています。しかし、全体的にみると、何だか自分に対するコントロールが悪くなった気がします。
3ヶ月目となった最近は、再び正座が長時間できるようになっていました。もっとも、痛みが全くなくなったわけではありませんし、以前は感じなかったしびれにも悩まされています。
それにしても、睡眠時間が6時間でも眠いのは、以前では考えられないことです。

すっかり忘れていた、子どものころの土踏まずの痛みが再発したり、
若いころ悩まされたあごの吹き出物が再発したりしています。
これらはめんけん反応だと説明されていますが、体調がよくなったかと聞かれると、もろ手をあげて賛成するわけにはいきません。
それでも、不思議と続けたいと思っています。