M・Uさん(40代女性、東京都在住)

不思議な印象のタオ療法

11月の末に駅の階段から落ちました。軽く見て、湿布だけですませて
しまったのですが、年を越しても鈍痛が引きません。
正月の親類の集まりでは、正座が苦しく、子どもの前で足を崩さなければ
ならなくなりました。私としては、示しがつかず困りました。
慢性の痛みには東洋医学の方がいいよ、というアドバイスをいただい
たのは、その時でした。しかし、すぐに何かをしよう、とは思っていま
せんでした。

偶然、図書館で新書『気の経絡指圧法・安らぎのツボ 実技篇』を見つけ、
会社の机に読みかけを置いていました、すると、来社した方がご覧になり、
「知り合いが講習会に行ったけど、いいみたいですよ」とおっしゃいました。
それを聞いた私は、軽い気持ちで電話予約を入れました。

初回は、私が受けた印象は、”これは今までに受けた「てもみん」などとは
違うな。
コリを指圧で取るような感じとは大きく違うな” というものでした。不思議な
印象を受けました。
施術自体は、ところによっては「痛キモチイイ」ぐらいの強さのところも
ありますが、全体としては、以前受けた指圧よりもはるかに弱い圧し方
でした。
しかし、場所によって色々で、すーっつ、じーん、ずーんとする感じです。
と同時に、感じるのが、押されているところと、その周りだけではありません。
ずいぶんと離れたところが反応します。
例えば、首筋を押されているのに、痛いほうのくるぶしが、じんじんとする。
または、肩を押されているのに、腕から首筋までがぴりぴりとする。
その他、すねを押されているのに、わき腹が温かくなる等々です。
それはまるで、もぐらたたきや暗渠水路の弁の開け閉のようです。
終って、足首の痛みが、すっとなくなったとともに、身体全体が軽くなって
いました。

翌日、これがメンゲンというものか、と思いました。だるくはないし、
体調はいいのですが、動きが鈍く、頭は、ぼけてはいないけど
働いていない感じでした。
日ごろは、集中的に仕事にかかれるのですが、流れで作業するのが
やっとでした。しかし、最初の受診の翌日から、5日後の2回目の受療まで、
足首の痛みは軽いままでした。また、体調・気力ともに充実していました。

花の写真

変化し続けるからだ

3週間目に、生理が来ました。普段は、感情のコントロールができるのに、
これまでは、生理前になると周囲に迷惑がかかるくらい、感情が爆発
したり議論で人をやり込めてしまったりすることが、多かったのです。
しかし今回、そのようなことはなく、生理自体も量の割には軽めですみま
した。
ただ、このころから気力がないな、と感じることが増えてきました。これまで、
すべきことはなんとかやってしまたのですが、「これはもういいや」とか、
「しんどいな」と思うことが増えてきました。

それから、これまで私は、寝覚めがよい方で、決めた時刻に必ず目が
覚めたものでした。しかし、受療2月目に入ったくらいから、目覚ましが
鳴らないとおきられないようになりました。うっかりすると、寝過ごすことが
ある。そんなことが、ちょくちょく起きるようになってしまいました。
これまで睡眠時間は、4時間半と6時間が一日おきで、忙しいときは
3時間程度でした。それでも、それなりに動いていたのです。
しかし今では、6時間が標準。4時間半を2日続けるのは眠くてできなく
なりました。

また、身近な人に対する不満を、意識する機会が多くなってきました。
結果、職場で不機嫌な顔をしてしまったりすることが起きています。
しかしその分、感情を爆発させる回数は減っています。
以前感じていた、強い行き詰まり感が薄くなっています。しかし、
全体的にみると、何だか自分に対するコントロールが悪くなった気がします。

3ヶ月目となった最近は、再び正座が長時間できるようになっていました。
もっとも、痛みが全くなくなったわけではありませんし、以前は感じなかっ
たしびれにも悩まされています。
それにしても、睡眠時間が6時間でも眠いのは、以前では考えられない
ことです。

すっかり忘れていた、子どものころの土踏まずの痛みが再発したり、
若いころ悩まされたあごの吹き出物が再発したりしています。
これらはめんけん反応だと説明されていますが、体調がよくなったかと
聞かれると、もろ手をあげて賛成するわけにはいきません。
それでも、不思議と続けたいと思っています。