父親からの虐待を乗り越えて

父親からの虐待を乗り越えて

Mさん(女性、48歳)が初めて来院した時は、20年の長きにわたるウツ状態と、恐怖感とともにやってくるパニック障害に、とても苦しんでいました。 また身体的には、左肩から頭にかけての激痛を常に抱えていました。 一人では地下鉄やバスには乗れないので、治療には、友人が付き添って来るほどでした。 すでに病院での精神治療や、さまざまな薬物治療をすべて経験済みといってもいい程の流浪の果てでした。 タオ療法による1度目の治療後、あれほど激しかった肩から頭にかけての痛みが、ほとんどなくなりました。...
糖尿病と”甘い誘惑”

糖尿病と”甘い誘惑”

糖尿病の幼なじみ 「もう、ずっと肩が痛いらしく腕が上がらないようなんですよ。 大工なんです。彼は身体がデカいので大変なようです。 幼なじみなんで、よろしくお願いします!」と、よく患者さんを紹介してくれるY子さんから電話があった。 数日後、やって来られたAさん。 確かに頑健な身体つきだが、声は甘く、優しそうな顔立ちだった。 なので、大工の棟梁と聞いた時は驚いた。でも学生の頃は、柔道の国体選手だったらしい。...
信じることの癒し

信じることの癒し

医師の紹介で私のところへ来られた、60代の女性。 彼女の背部から肩にかけての痛みは慢性化していました。 快方へ向かう兆しを感じることができないという印象を持ちました。 彼女はこれまでに数々のセラピーを受けてきたそうです。 そして治療師たちに、「肩の痛みは背中からきている様な気がする」と訴えてきたということでした。 ですが、どの治療師も彼女の訴えを“聞く”という姿勢ではなかったようなのです。 このことがどうも彼女に失望感と、「どうして自分の話を聞いてくれないのか」という不満をもたらしていたようでした。...
左肩の激痛の治癒過程のわがまま

左肩の激痛の治癒過程のわがまま

タオ療法では、施療のときに、ツボの響きを患者さんに確認しながら施術をおこないます。 しびれるような、ずーんとうずくような、またはじーんとあたたかくなるような、なんとも不思議な感覚です。 慣れないうちは、この響きを痛みと感じることもあります。 Aさん(40代・女性)は、初めて施療にいらっしゃったとき、左肩に激痛があって、ほとんど動かせないということが主訴でした。 また、左肩の痛みだけでなく、ほとんど寝たきりの状態のご両親の介護で一日が終わるような生活で、その疲れとストレスで不眠症が長く続いているとのことでした。...