タオ指圧と念佛

執筆者 | 11月 23, 2013

北海道の札幌に暮らす姉が、三日間のワークショップ(気のワーク
ショップ/タオ指圧体験講習)に参加するために上京しました。
姉にとっては全てが新鮮な体験だったみたいです。

ところで、彼女は、しばらく前から目の不調を訴えていました。
そのため、このワークショップの合間に、東京でも施療を受けたいと希望
していました。

以下の話は、北海道に戻ってから私が姉の話を聞いて、再現したものです。

「土曜日の治療はセンターの二階の臨床室でしてもらったのだけど。ちょうど
その時間は講習会が終わって、夕方六時くらいからの週末の土曜お念仏会の
時間だったみたいで。一階にはたくさんの人たちが集って来ていたんだよね。
治療が始まったのとほぼ同じくらいから、けっこう大きな合唱(音楽念仏)が
聴こえてきたよ。
それがね、、、治療を受けながら聴いていると、とてもいいんだよね。
すごく、きれいな音だね。ああいうお経は初めて聴いたよ。
なんというか、、聴いているうちに、深いところから守られて、励まされている、、
そんな気がしてね、、。
そんなふうに励まされた気持ちになったのは、うまれて初めてだった。
お念仏って、こういうものなのかってね、、。不思議だよね。
北海道に戻ってから、そのときのことを思い出すと、涙が出ちゃうんだよね、、。
なんで涙がでるんだろうね、不思議だけどね、、。」

姉は、そのときのことをまた追体験したのか、涙ぐみながら話してくれました。
私も思わず、もらい泣きしそうに、、。
いままで、私は姉に何度も「お念仏っていいよ!」と言ってきましたが、
いまいち伝わった気がしなかったのです。机上の空論っぽくなってしまうのです。
「やっぱり、体験にはかなわないなー」というのが実感です。

タオ指圧を志す私たちは、音楽念仏の修行をしている人がほとんどです。
なぜそうするのか、、。
私は、姉の話を聞きながら、私たちのしていることが何なのか、その一端を
教えてもらったような気がしていました。