心配するより信頼する

執筆者 | 3月 20, 2017

身近なところに何かと心配する人がいて、「〇〇さん、大丈夫かな?」とか「〇〇は大丈夫かな?」というのが口癖のようになっているように感じる。

「〇〇さん、大丈夫かな?」は、一見相手を心配したり気遣ったりしているような言葉にも聞こえるが、しかし、よくよく考えてみると、それって相手を信頼していないんじゃないかなと感じることもある。

もし本当に心配しているのであれば、他の人に「〇〇さん、大丈夫かな?」なんて聞いていないで、本人に直接「気になっているんだけど、どう?」と聞いてみるのが良いのではと思う。

それで気になっていることが解消されれば、「大丈夫かな?」と、あれこれと心配する必要もなくなるし、もし何かの手助けが必要なら、相手もそうやって聞いてもらえたほうが嬉しいんじゃないだろうか。

そういうふうに関わることが、むしろ心配しているよりよっぽど良いのではないかと感じる。

「心配するより信頼する」という言葉がある。
その通りだなと感じる。

「あなたのことが心配だから言っているのよ」というようなことを、かつてずいぶん言われたような記憶があるけど、それもやっぱり信頼してないということを無意識に伝えているのではないかと感じるなあ。

そして、それはまた「心配している私」と「心配な気持ちを起こさせるあなた」という関係を作っていることにもなるのでなないだろうか。
それって、実は思いっきり「上から目線」の言葉だなと思う。

結局のところ、「〇〇さん、大丈夫かな?」と、その人でない人に話しているのは、その〇〇さんに対する信頼も気遣いもない言葉になってしまっているのではないかということ。

「心配するより信頼する」という態度から生まれる未来への良き可能性はたくさんあると思う。

相手に対する態度は、同時に自分自身に対する態度でもあるから、まずは自分自身を信頼するところがスタートなんだと感じる。
私自身、気をつけたいことである。