2016年タオ指圧入門修練コースに参加された方の感想から(1)

執筆者 | 3月 13, 2017

タオ指圧は、浄土宗僧侶・遠藤喨及の四半世紀以上にわたる、指圧による経絡研究、武道による気の修練、そして、仏教の修行から生まれました。

「タオ指圧入門修練コース」は、東洋医学の神髄である心技一体を学ぶタオ療法入門のためのプログラムです。

年代も職業もさまざまな皆さんが集まり、お互いを支え合い、深い交流の時間を過ごしました。

東京タオサンガセンターで、2016年4月~11月までおこなわれた入門修練コースに参加された皆さんの感想文です。

 

 

(S・Iさん 50代)

私がタオ指圧を知ったのはほとんど偶然で、もともとは、息子が抱えていた問題にタオ指圧がいいのではないか、という直感のようなものを感じたのがきっかけだった。

本を数冊読んだ後、私もタオ指圧を受けてみると、他とは違う何か、わかりやすく言えば、術者の心が伝わってくるような、ただリラックスするだけではない何かを感じ、それが何なのかを知りたくてクラスに参加した。

そういう意味では、邪道な生徒だったかもしれない。

でも、6か月のクラスを終えた今、タオ指圧が深い深いもので、「大きな存在」を抜きにしては考えられないこと、また、仏教の教えと深く結びつき、仏さまの慈悲を指圧という形であらわしているのだということが、私には感じられる。だからこそ、他の指圧とは違うのだな、と今は思っている。

この6か月間、実技だけでなく、氣のワークや仏教の教えなど、本当にたくさんのことを教えていただいた。

クラスの仲間との体験のシェアや、そのクラスの中に流れている澄んだ空気・・・通うのが大変な時もあったけれど、行くと必ず元氣になれた。

また、私はキリスト教の信者だが、このタオ指圧の学びの中で、「信仰とは何か」を学ばせていただいた。

短い期間ではあったが、本当に参加させていただけたことに感謝している。

 

 

(Y・Sさん 30代)

この半年間、確実に自分が変わったと感じている。

技術術ではなく、心の在り方がとても大切であることを学んだ。

もちろん技術も大切なツールであるが、ツールは使う人の心の在り方の鏡でもあるのだということ。

他の存在に責任を持つこと。

感謝は「受けるもの」ではなく「与えるもの」であったこと。

私は、すべて受け取るものだという傲慢な考えでいたことに氣づいた。

氣づけたことはとても大きい。

真の理解はこれからの心の持ちようにより磨かれるものであり、継続していくことに意味があるのだと思う。

タオを通して、自分が周りに与える影響を体感し、人に与えることを怠っていたこと、自分の氣で自分も相手も痛めつけていたこと、環境のせいにするのではなく、自分(我)を見つめるべきであったことに氣づいた。

これからは、他者を思い、自分も楽しむことに、今一度チャレンジしたいと思う。

そして、術者として一人でも多くの人に幸せを感じてもらえる存在でありたいと思う。

 

 

(O・Uさん 40代)

半年間、濃密な学びの場でした。

何年も前に『気心道―タオ療法の秘力』(遠藤 喨及、大和書房、2007年)を読み、体感と実感を通じて学ぶ必要がある世界だと予感していました。

実際やってみると、半歩近づけたかと思えば百歩先の景色がさらに拡がっているのが見通せるような無限の世界。

でもそれを、呆然としつつも心地よく感じることができたのは、クラスでの適切な導きと、一緒に学ぶ皆さんのあたたかい氣に助けられていたからでした。

今後とも日常から学び続けていきたいと思います。

 

 

(T・Oさん 40代)

かつて『「気と経絡」癒しの指圧法』(遠藤喨及、講談社、2000年)を読み、タオ指圧を学ぼうと思ってから十数年、ようやく入門修練コースを受講する機会に恵まれました。

自分の中で、門を叩く機が熟したのだと理解しています。

指圧を通して、念仏行を通して、その他の素晴らしいワークを通して、自らと世界との関係性をいかにより良きものとしていくか、その気付きを数多くいただきました。

参加して良かったと思うことはたくさんありますが、確かに言えるのは、この半年間で「自分とは何者であるか」の捉え方が、確実に変化したという実感があることです。

世界観が変われば、展開していく一瞬一瞬の未来が変わっていきます。

気付きの輪が横に拡がっていけば、世界を変えていくことに繋がります。

そのムーブメントの中に身を置くことの幸福と責任を忘れずにいようと思います。

タオ指圧のメソッドが発展し続けているように、私自身の理解力も日々深化し続けるよう、精進を続ける所存です。

如来の御恵みによって諸天善神の御悟りが無限に向上していくように、私の理解力もまたそうあるようにと願ってやみません。

 

 

(T・Tさん 60代)

「ブッダと氣の幸福力」のワークショップに参加したとき、何か場違いのところに来たような思いがしました。指圧の講義のみと考えていたからです。

が、話を伺っているうちに、何かありそうな感じがしました。何かに導かれているような気がしました。

講義の内容は、今日まで自己中心的に生きてきて、他人の心を考えず、多くの方々に迷惑をかけてきた私に対して言われているように感じました。

「タオ指圧は、仏道修行と手技療法の融合である」など、深いものを感じて、少しずつ関心が湧いてきました。

回を重ねるたびに、多くのことを教えていただきましたが、さらに自分の影の部分とも向き合うことになりました。

私は人生を見つめる機会を与えられたと思います。

新しいコースに進むことが出来れば、今までの自分を変えていかなければならないと思います。

どれだけ努力しなければいけないかを知ることができました。

またそれは、決して終わることのない努力だと理解しました。

増永先生は、「指圧は我を捨てる修行である」、喨及先生は、「人の心が変わるのに夢を持ち続けたい」「夢を捨てられない」とおっしゃっています。

「自分の信じたところに道はできる」、不退転の志しで頑張りたいと思います。

法門無尽誓願知!

 

 

(M・Aさん 50代)

実は、タオ療法のことは良く知らないまま軽い気持ちで受講したため、2回目までの受講は、何がなんだかよくわからない状態でした。

3~4回目くらいになると、受講仲間とも話が出来るようになって、少し安心しました。

最初は、クラスで行う氣のワーク―受講生同士で背中合わせになって互いの“氣”を感じるというもの―が、よく理解出来ず悩んでおりましたが、この頃になると「自分の気持ちに素直に従えば良いのだ」と、悩まなくなりました。

今だに“切心(せっしん)”は、良く理解出来ておりませんが、5回目の授業で、後藤先生が、「自分は幸運である、故にこの幸運を皆にも差し上げる気持ちで、、」と言われたことが救いとなりました。

この気持ちは、タオだけでなくすべての行いに通じるものだと、自分の行動の指針にしたいと思っております。

 

 

 

 

※「タオ指圧入門修練コース」、次回は2017年3月開講です。
※詳しくはこちら。
http://workshop.taosangha.com/ws002.php

 

※「ブッダと氣の幸福力」ワークショップの詳細はこちら。
http://workshop.taosangha.com/ws001.php

 

※感想文は、「タオサンガ道場」サイトでも紹介しています。
http://taosangha.com/