タオ療法通信〜癒しの響き〜vol. 29

秋の味覚

********タオ療法通信〜癒しの響き〜vol. 29(2021.10)********

10月に入っても暑い日が続くと思っていたら、突然のゲームチェンジかの如く、慌てて暖房器具を引っ張り出すといった具合でしたね。
みなさんのお身体の具合はいかがでしょうか。
タオ療法の野本ゆうこです。

環境適応能力は「三焦経(さんしょうけい)」

暖かい日もあったり、朝晩は冷えたり、身体の方も適応するのに大変です。
環境適応の経絡は「三焦経」です。
外界への過剰適応を起こすことで三焦経の氣が過剰になったり不足したりします。
末梢循環を司るので毛細血管の血流も悪くなり、冷えや頭痛など、循環不良による症状も起こりやすいです。
また、皮膚や粘膜も司るので、このような時期にアレルギー疾患が出やすくなります。
季節だけでなく、自分をゆがめてまで世間や周りに合わせよう(適応させよう)とすることも同じですね。

夏の間に溜まった冷えや毒素も排出されるため、かゆみ、咳、下痢などで排毒が進みます。
基本、『出ようとするものは抑えない』のが更なる毒素を溜めないことにつながることは覚えておいていただいて、適切に対応してみてくださいね。

秋の養生

秋の養生では、早寝早起きと肺の乾燥を予防することがいわれています。
そしてやはり、旬のものをいただくこと、これは一年を通して大切です。
その季節のものを摂り入れることで、身体の調整をしてくれます。
なにより、旬のものは美味しいですね。
収穫の秋、滋養のためにも積極的に旬を召し上がってください。

○レンコン
(昔からの民間療法では咳止めです。)

○里芋
(蒸したら簡単に皮がむけます。ぬめり成分のムチンには胃腸を元気にし、デトックス効果も)

○秋鮭
(生の秋鮭は抗酸化作用が何倍にもなっていて、最強のアンチエイジングに)

*余談ですが、鮭に関しては、北海道産、ロシア産、アラスカ産は基本天然のものです。それ以外のチリ産やノルウェー産は養殖のもので、日本で出回っているもののほとんどが養殖です。養殖の魚(特に鮭)は避けたい理由について、リンクをご覧いただきご参考になさってください。

https://www.huffingtonpost.jp/konomi-kikuchi/salmon-from-chile_b_10162068.html

秋から冬にかけての過ごし方

これからコロナの第6波と呼ばれるものも必ず起こります。
インフルエンザも無くならないように、ウイルスは無くなりません。
ワクチンを打っている方も、その抗体はついても免疫力は下がっています。
感染症や病はコロナだけではありません。
癌では毎日約1000人の方々が亡くなっています。
何度もお伝えしていますが、コロナだけを過剰に怖がることなく、日頃から免疫力を高めておくこと、これに尽きます。
旬のものをいただく、氣の滞りを作らない、そして、

○手洗い
(消毒は必要な常在菌も殺してしまうため免疫力が弱くなります)

○塩うがい
(イソジンも同様 ↑です、塩うがいで十分です。)

○深呼吸
(マスクを外し長く息を吐くことを意識して。長時間のマスクは酸欠と菌の温床に)

○運動
(はげしい運動より歩くこと。無理なくスクワットも。)

○日光浴
(日照時間が減ってきますので積極的にビタミンD形成を。)

○自然の中へ出かける
(土に触れ、いろんな微生物と触れておく。気持ちの解放。)

○睡眠
(長さより、質。早い時間に休むことがより治癒につながります。)

○ビタミン、ミネラル、発酵食品
(良いお塩、添加物の入っていない本物の味噌を毎日摂取。)

○笑いと思いやり。そしてより善き未来の想像(創造)
(人生のベース。生かされていることに感謝。描いているようになります。)

心身とも健やかに、短く移りゆく秋を堪能されますように!

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