アレルギー症状でお困りの方が多いですね。
アレルギー症状は、「副腎」と関係が深いんです。
左右の腎臓の上に、帽子のようにのっている小さな臓器です。
でも、多種多様なホルモンを分泌しているんです。
臨床の経験上、アレルギー症状で、副腎疲労症候群の方は多いです。
その場合、私は必ず、「砂糖の摂取をやめて下さい」と言うようにしています。
なぜかというと・・・
まず、砂糖の摂取により、血糖値が乱れます。
すると、抗アレルギー効果があるコルチゾールの副腎からの分泌が悪くなります。
このために、アレルギーが悪化してしまうのです。
また砂糖は、腸内環境を悪化させます。
カビの一種である、カンジタのエサになるからです。
実は、アレルギーの原因は、腸内環境でもあるのです。
経絡的にも、砂糖などの解毒は肝経に負担がかかります。また砂糖によって腎経が実してしまい、必要以上に生命力を使ってしまいます。
肝腎要という言葉もあるように、肝経腎経には負担のかからない様な生活を送られるようお勧めしています。
アレルギーで困っておられる方が周囲にいらっしゃいましたら、砂糖を断つことが改善への第一歩であることをお伝えいただければと思います。
専門的なことは、遠慮なく施療者へお尋ねください。
ご参考までに:『アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!』 溝口 徹 著 青春出版社