65歳、脳出血で片麻痺…Aさんを救った“奇跡の竹炭お守り”とは?
「スポーツ万能だったAさんの突然の悲劇」
65歳のAさん。彼との初めての出会いは、今から5年前のことでした。Aさんは、スポーツジムに通い詰めるほどのエネルギッシュな方。しかし、そんな彼の運命が一変したのは5年半前のこと。突然、脳出血に襲われ、右半身に麻痺が残るという深刻な後遺症に見舞われたのです。
「退院後のリハビリに向き合うAさんの葛藤」
脳出血の発症後、Aさんは約3ヶ月間、病院でリハビリテーションに励みました。そして、自宅に戻られた直後に、私との初めての施術が行われました。Aさんは「なんで自分が、こんな病気にならなければいけないのか」「いつになったら元に戻るのか」「どうしたらこの手足が動くようになるのか」といった不安と怒りで頭がいっぱいのご様子でした。
「あと3ヶ月リハビリを頑張れば元に戻るかな」と口にするのが当時のAさんの口癖。何とか回復したいという思いと、現実とのギャップに苦しむ姿が印象的でした。
「奇跡の出会い、竹炭のお守りが生んだ変化」
転機が訪れたのは、ある日の施術中のこと。Aさんが仰向けに寝た状態で、右腕を持ち上げようとした際、肩に力は入るものの、どうしても腕が持ち上がらない状況でした。私は、ふと思い出し、カバンの中に入れていた「希望の火」で焼いた竹炭が入ったお守り袋を左手に持ってもらうよう勧めました。すると、驚いたことに、Aさんの右腕が30度ほど持ち上がったのです!
「今まで自力では持ち上がらなかった腕が、なぜこんなにスムーズに動くのか?」と、私もAさんも驚愕。まさに“奇跡”が目の前で起こった瞬間でした。
「お守りに懐疑的だったAさんの変化」
実は、Aさんは「お守りなんて信じない」「あんな物、持ってたってしょうがないよ」と、お守りに対して否定的な方でした。しかし、この出来事を境に、Aさんは次第にリハビリに対する姿勢を前向きに変えていったのです。
「希望の火」とタオ指圧がもたらす力
最近では、タオ指圧の施術において、特異12点を意識しながら「希望の火」(注)を勧請し、一圧一圧丁寧に施術しています。すると、如来様の威神力が現れてくださるかのような感覚に包まれ、Aさんのこころも次第に変化していきました。
「75歳まで元気に生きていける」Aさんの新たな希望
そして、先日の施術中、Aさんが私に語ってくれたのは驚きの言葉でした。「今までの指圧とは全然違う。実は70歳ぐらいで死ぬんだと思っていたんだけど、この指圧を続けたら75歳までは元気で行けそうに思えてきた」。Aさんの目には生きる希望の光が宿っていました。
かつてスポーツ万能だったAさんが再び生きる喜びを見出した背景には、「希望の火」で焼かれた竹炭のお守りとタオ指圧から生み出される生きる力がありました。今後もAさんの笑顔を見続けられるよう、全力でサポートを続けていきます。
注:希望の火については下記のサイトをご覧ください。
タオ療法 臨床家
大森未久