タオ療法通信〜癒しの響き〜vol.17

あいうべ体操

*******タオ療法通信〜癒しの響き〜vol.17(2020. 10)********

こんにちは。
タオ療法、馬場山往(ばんば・さんの)です。
木々の葉っぱが少しづつ色づき始めていますね。
これから秋も深まってくると、コロナだけでなく、インフルエンザなどの感染症も氣になる季節です。
今日は、感染症の予防だけでなく、あらゆる病氣を未然に防ぐためにとっても重要な事をお伝えいたします。

先月のメルマガでは、ワクチンのことについてお伝えしました。
インフルエンザなど、ワクチンを打つのが当たり前のように思っている人も多いですが、

①ワクチンで免疫を得るという効果はなく、免疫を作るのは私たちのからだであること
②効果がないどころか入っているものは有害で、病氣や障害の原因になるということ
③副作用で障害が出ても誰も責任をとってくれないということ

がご理解いただけたかと思います。

とはいえ、感染症に敏感になるご時世であり、また季節でもあります。
ではどうしたらいいの?という声も聞こえてきます。

ウィルスの進入を防ぐのに重要なこと。

それは、マスクでもソーシャルディスタンスでもなく、、、

鼻呼吸です。

鼻呼吸と口呼吸

鼻呼吸と口呼吸で、そんなに違うものなの?という方も多いと思います。
しかし、しれば知るほど、大違いです。

まず、鼻呼吸と口呼吸で何が違うのかと言いますと、鼻呼吸では、

①鼻毛や腺毛により、空氣中のチリや花粉などを濾過してくれる。
②冷たい乾燥した空氣も、副鼻腔を通ることで適度な温度と湿度にしてから体に入る。
③脳を冷やす。(コンピューターと一緒で脳は冷やす方がパフォーマンスがあがる)

逆に口呼吸だと、

①乾いた冷たい空氣が直接入るので、腺毛は萎縮し、チリや花粉、ウィルスも直接体に侵入する。
②口の中が乾燥し、歯周病が促進される。
③呼吸が早く浅くなるので、自律神経が乱れ、不眠・うつなどの症状にもつながる。

ということがわかっています。

たかが呼吸ですが、1日約2万回と言われていますから、積もり積もって大きな違いとなって現れるというのは自然なことに思います。

*口呼吸が原因で症状が出る疾患例

うつ病・気管支ぜんそく・糖尿病・気管支炎・肩こり・肺炎・インフルエンザ・風邪・花粉症・鼻炎・高血圧・過敏性腸症候群・胃炎・口内炎・歯列不正・便秘・痔・睡眠時無呼吸症候群・冷え症・虫垂炎・頭痛・下痢・腰痛・顔の老化など

口呼吸→炎症→免疫異常に

なぜ口呼吸でこのように様々な症状になるのでしょうか?

口呼吸をしていると、体の様々な箇所に炎症が起きていきます。
冷たく乾燥していてしかも異物やウィルスがいっぱいの空氣が直接入ってくると、口が乾燥することで歯周病(歯茎の炎症)に、扁桃腺も慢性的な炎症に、氣管支に行けば、氣管支の炎症になります。

困ったことに慢性的な炎症は、ほとんど痛みや認識できる症状はありません。
しかし、それを放置しておくと、炎症部分のタンパク質が変異し、体はそれを異物として攻撃する。
免疫機能に異常をきたしてしまうわけです。

そのタンパク質が脳に行けば脳が炎症に(うつ病など)、関節に行けば関節が炎症に(リウマチなど)になってしまいます。

様々な症状、病氣の原因が、実は口呼吸だったということは決して珍しいことではありません。

本来の役目

そもそも、口は食物を摂り入れるのが役目であり、本来の呼吸のための器官は、鼻です。
動物はみんな鼻呼吸。人間も、赤ちゃんの時は鼻呼吸をしています。

しかし、現代は食事での咀嚼が少なくなったり、運動も不足になりがちでいると、口の周りの筋力も落ちて、口呼吸が多くなっている人が増えている現状があります。

鼻呼吸するためには、舌が上顎にしっかりとついている(舌が脳を支えている)状態が必要です。
(鼻呼吸ではあるけれど、口の中で舌が上顎に接していない、あるいは舌先だけが触れている方は、口呼吸予備軍です。)

口呼吸から鼻呼吸にするには、舌や喉ちんこの周りの筋肉を鍛える必要があります。

口呼吸になっている方は、有名な「あいうべ体操」や、舌先を指で押さえて舌の筋肉を鍛えるなどして、筋力アップをする必要があります。

また寝るときには口閉じテープを貼ることもいいと思います。

鼻が詰まりやすいという方は、目の下にあるくぼみを押さえながら鼻呼吸すると、通りやすくなりますよ。

経絡的には

経絡的にいうと、鼻そのものは大腸経、粘膜は三焦経が司っています。

大腸経を整えるには、冷たい飲み物などでお腹を冷やさず、適度な運動をすること。
これからの季節、根菜類を摂ると体も中から熱を発してくれます。

三焦経は外界との適応に影響を受けやすいので、人の言うことや世間に合わせすぎないこと。
マスクやワクチン強要など、適当に聞き流すことをおすすめします。

私たちの体には

これからの季節、感染症を予防し健康に過ごしていくのに必要なことは、マスクでもワクチンでもなく鼻呼吸が重要なポイントです。

私たちの体には、完璧と言えるほどのすばらしい機能・はたらきが備わっています。
その本来の力を発揮すれば、コロナであろうがインフルエンザであろうが決して怖いものではありません。

マスク、薬、ワクチンなど、「外から守る、取り入れる」ということだけでなく、「どうすればからだが持っている働きを、フルに発揮できるか」、という方向に意識をチェンジする必要があると思います。

そのために大切なのは、季節のものをゆっくりよく噛んで食べる、適度な運動と睡眠をとる、冷やさず温かく過ごすこと。

そして、呼吸は鼻呼吸でいけば、絶対に大丈夫です。(お金もかかりませんし!笑)

タオ療法臨床家
馬場 山往

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