タオ療法通信〜癒しの響き〜vol. 28

ヨシタケシンスケさんの「それしかないわけないでしょう」

*********タオ療法通信〜癒しの響き〜vol. 28(2021.9)********

秋分の日も過ぎ、日に日に秋の氣配が感じられるようになりましたね。
タオ療法の馬場山往です。
朝晩冷えますが、体調崩されていませんか?

コロナの緊急事態宣言をする都市も増えたり減ったり。
ワクチン接種も進んでいますが、コロナ問題が終わる様子はまだまだありません。
(接種後に亡くなっている人は報告されているだけでも1000人を超えており、これはインフルエンザワクチンの数百倍です。中学生にも接種が進んできていて、むしろ問題は大きく複雑になってきているとも感じます。)

前回の僕のメルマガでは、免疫力を上げるというテーマで書かせていただきました。
その中で、不安や恐怖などネガティブな感情が人の免疫力を下げる一因になることをお伝えしました。

なんとなくその続きの話として聴いてくださいね。

同調圧力?

新型コロナのワクチン接種について、さまざまな情報が飛び交い、「何を信じているかで見える世界がこんなにも違うんだな」、と感じることがよくあります。

ワクチンについてはこれまでも述べてきましたし、その是非については今回は特に触れません。

ワクチン接種が進められる中、職域接種も進んでいき、「同調圧力」という言葉をよく聞きました。

「本当は打ちたくないけど、打たないと白い目で見られる」

「下手をすると仕事を失う」

「だから仕方なく。。。」

というものです。

当事者の方にとっては大きな問題ですし、波風を立てたくないと思う大多数の平和を望む方々は、そのように選択されたのかもしれません。

その事自体を問題にしたいのではありませんが、この「同調圧力」と名付けたものに見え隠れするものが、健康に与える影響を考えたいと思います。

同調圧力から感じるもの。(あくまで僕個人の意見です)

・強制と感じられる
・多様性を認めない息苦しさ
・仕方ないという諦め
・被害者意識→責任転嫁

「多様性を認めないこと」と「責任を自分以外の何かに転嫁する」ということが考えられます。

同調圧力をかけてくる方の行動の元になっているのは、なんでしょうか?
お上(権威:政府・医者・上司など)のいうことには従うものだ、ということもあるかも知れません。もちろんそれもあるでしょうが、突き詰めていくと、

・こうあるべき
・こうしなければならない
・これしかない

そんなふうに物事を捉える、偏った見方ではないかと感じます。

こうした見方、思考、感情は、氣持ちも締め付け、氣の滞りを生む元です。
なぜなら、そこに寛容さは感じられませんし、なんとなく緊張感や息苦しさを感じませんか?
そう思う人と、そう思わない人との間に、さまざまな軋轢や目には見えない思いや感情が生まれることが予想されます。

その時の氣の流れはどうでしょうか?

本当にそれしかない?

僕の好きな子どもの絵本に、ヨシタケシンスケさんの「それしかないわけないでしょう」というのがあります。

AかBか、ではなく、AでもBでもどっちでもいい、というか、CもあるしDもZもあるし、なんなら「ケ」とか「Ω」もありよね。

という感じの本です。(ざっくりすぎですが。。。笑)

その時の氣の流れはどうでしょうか?
なんとなくゆるゆると何かが緩んできませんか?(こめかみとか口角とか)
先ほどと比べて、緊張感はどうでしょう?

あなたは、どちらが好きですか?
どちらの世界に居たいですか?

コロナを超えて

僕が今回のコロナのことを通して、1番の問題意識を感じるのはそういうところです。

「マスクしても、しなくても」
「ワクチン打っても、打たなくても」
「20時で閉店しても、夜中まで通常営業していても」
「県境越えても、越えなくても」

どっちでもよくないですか!?

それぞれの考え方、得ている情報、その上にある世界の見方で、さまざまな選択は変わります。

自分と違う意見の人がいてもお互いを尊重し、「あなたはそうなのね。私とは違うけど、それもいいわよね。」と言えるかどうか。

同調圧力を超えて、「私はこう思う」と言えるかどうか。
(ここでトラップにかかって、「言わなくちゃいけない」とならないように。笑)

「どっちでもいい、どっちもいい。」(どうでもいいとは違います)

そう思えたら、そこに氣づまりは生まれず、お互いの氣は交流し巡っていきます。

健康とはそういう「とらわれのない心」から生まれます。

そして、そういう心で在るためには、どんな選択をしても、

「決めたのは自分。何があっても私が引き受ける。」

という責任感が必要です。

たとえ同調圧力を感じそれに同調したとしても、「決めたのは自分」として結果を引き受けていれば、少なくとも精神的には健康ですし、それは目に見えるところに顕れてきます。

「決めたのはわたし」(何があっても責任は自分が引き受ける)
「どっちでもいい、どっちもいい」(囚われない自由な心)
「みんなちがって、みんないい」(多様性を認め合う寛大さ)

この3つを呪文のように唱え続けるだけで、必ず変わります。

「〜べき」「〜ねば」というこだわりと緊張から解放され、雲のように囚われのない心で、穏やかにゆるゆる過ごしていただければ、体も緩み結果、健康・元氣に向かっていきます。

それが、「あなたがあなたらしく、本当の人生を歩むこと」だと思います。
その心をもってすれば同調圧力を感じた時にも、緊張を超えてぶつからずにいられますし、そうなれば目の前の現象もきっと変わります。

「コロナのことは、そのことを学び、実践する、またとない機会を与えられたのだ。」

僕にはそう思えてなりません。

とにかく何があろうと起きようと、上の3つを心がけ、笑顔でごきげんにお過ごしいただけたら幸いです!😄

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<10月のイベントピックアップ>

(中部)
パレスチナ写真展 & お話会 & 料理教室
日時:2021年10月3・4日(日、月)10:00~14:00
参加費:5,500円
場所:MEGURIYA(愛知県田原市若見町権亟地80番地)

10/3,4 パレスチナ写真展 & お話会 & 料理教室〜満席〜

(関西)

タオ療法 “願成就” 施術会 ~未来を明るく好転させる、氣と経絡の手技療法~ @滋賀
日時:2021年10月12日(火)10:30~17:30
場所:古民家 da-na (滋賀県蒲生郡日野町中之郷740)
https://fb.me/e/8jSogrTEP

タオ療法 “願成就” 施術会 ~未来を明るく好転させる、氣と経絡の手技療法~ @京都
日時:2021年10月15日(金)10:00~18:00
場所:京都タオサンガセンター(京都市東山区元町367-2)
https://fb.me/e/1h1nYn6B8

タオ療法 “願成就” 施術会 ~未来を明るく好転させる、氣と経絡の手技療法~ @尼崎
日時:2021年10月25日(月)11:00~18:00
場所:仮)ハチノス/尼崎市潮江・npo法人はち拠点(兵庫県尼崎市潮江2丁目21-8)
https://fb.me/e/22j0ipG3n

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