*******タオ療法通信〜癒しの響き〜vol.8(2020. 2)********
みなさま、こんにちは。
臨床家の馬場 山往(ばんば・さんの)です。
立春を過ぎて暦の上では春ですが、先週はとても冷え込みました。
僕が住んでいる滋賀県でも、今になって初雪が降りました。(こんな事は初めてです)
2月19日は二十四節気の「雨水(うすい)」です。
雪が雨に変わり、春の訪れの兆しが目に見える時期です。
春はすぐそこ。
でも季節の変わり目は体調を崩しやすいので、氣をつけましょう。
さて、僕は前回「塩」について取り上げさせていただきましたが、せっかくなので今回も「塩」についてお伝えさせていただきます。
前回は、塩には精製塩(人工塩)と天然塩があること、天然塩には人間に絶対必要なミネラルが含まれており、盲目的な減塩はかえって健康を損ねるということをお伝えしました。
パッケージの裏も見ながら、いい塩をしっかり摂りましょう。
塩には摂取する以外でもたくさんの効能があります。
まず塩は、洋の東西を問わず、昔からお清めに用いられます。
また、保存食に塩をするのは、塩が持つ殺菌作用で腐敗しないようにするためです。
これは、塩が持つ浄化・殺菌作用を、昔の人は経験的に知っていたからだと考えられます。
一般に「ケガレ」を浄化するといいますが、これは特に「不浄」ということではありません。
「ケガレ」は「氣枯れ」と書き、氣(生命エネルギー)が枯れた状態、生命力が枯渇した状態のことを指します。からだは陰に傾き、冷え・むくみのある状態と想像できます。
それを塩で締めて温め、陽に向かわせるという意味でも塩が使われたと考えられます。
オススメは「塩風呂」。
発汗作用で体の老廃物の排出を促進します。
タオ療法の施療後にも行うと、邪氣の排出も促進され、スッキリ感はさらに増します。
また、施療後にめんげん反応(好転反応)が出た場合には、早く抜けやすくなります。
こちらも「精製塩」ではなく、様々なミネラルが含まれた「天然塩」(海水から昔ながらの製法で作られている塩や岩塩など)を使うことがポイントです。
みなさまの生活にも上手に塩を取り入れて、季節の変わり目を元氣に過ごしてくださいね。
記:馬場 山往
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「塩風呂」
半身浴くらいのお湯に、大さじ3杯〜の塩(もちろん自然塩。岩塩が購入しやすいです)を入れて入浴するだけ。
発汗作用で体の老廃物や、邪氣の排出を促進します。
肩こり・腰痛にもGOOD。美容効果、ダイエット効果も期待できます。
〈注意点〉
・普段に比べ大量に汗をかくので、こまめな水分補給を心がけましょう。
・基本は、10分入浴→シャワーで流す→10分入浴→シャワーで流しあがる
・週2〜3回程度がオススメ。
・肌に合わない場合や、傷にしみることもあるのでご注意を。
・追い焚きはしない方がいいとのこと。
また、錆びることもあるので、使用後はすぐに洗い流しましょう。
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