『希望の火』とタオ指圧、イギリスへ!
6月26日から30日にイギリスで行われた世界最大級の音楽フェス、「グラストンベリー・フェスティバル」に、『希望の火』とともに参加しました。
フェスティバルのオープニングに『希望の火』が灯され、グラストンベリーで20年以上大切に灯され続けてきた原爆の残り火や、ブリジットの火、ニューメキシコの火と融合し、「グラストンベリー・ピース・フレーム」が誕生しました。
また、『希望の火』バンド・アミナダブのライブ、中東からパレスチナとイスラエルのメンバーからなる「平和使節団」のスピーチ、マジカル “氣” ワークショップなど、毎日様々な活動をしました。
(詳しくは、希望の火ブログにて→https://flameofhope.jp/glastonbury_fes2024_1/
指圧をして思ったこと
ヒーリングエリアではタオ指圧のブースも出しました。
他にも様々なトリートメントのブースがありましたが、タオ指圧のブースはとにかく人が途切れず、たくさんの方が受けに来られました。
印象に残っているのは、来られた方(おそらく主にはイギリスや他の欧州の方だと思います)が、首から肩、背中にかけて非常にかたい(氣が滞っている)方が多かったことです。
それは緊張からくる症状でもあります。
緊張は、対人関係の不安や、寝不足や頭の使いすぎでもみられる症状で、自律神経と関係しています。
しかし、この根本にあるのは、「モノ」(物質やお金など目に見えるもの)に価値を置く世界観が関係していると思います。
「モノ」を中心とする世界では、自と他は分かれ、それにより比較が始まり優劣が生まれ、また「いい」とか「悪い」など、二項対立がおこり、争いが起こります。
これはいわば世間的な一般的な価値観かもしれませんが、それが極まっているのが今の世界が置かれている状況であり、イギリスやヨーロッパの、そして世界中の人々のからだの緊張とも無関係ではないと感じました。
分断の緊張感から、融合の安心感へ
現在の世界を見渡してみると、ウクライナ戦争もガザへの攻撃も終わらない中で、さらに第三次世界大戦まで起こりそうな空氣感が漂っています。
地球環境をみても、経済をみても、よくなる兆しはないように思えてきます。
目に見える世界だけを見れば、緊張せざるをえない状況であるのは間違いありません。
ますます分断が深まっているように見える世界で、融合の象徴とも言える『希望の火』やタオ指圧、アミナダブの音楽や氣のワークショップも含めて、グラストンベリーでは全てが温かく迎えられました。
『希望の火』は、様々な宗教の15の火が融合し、20万人以上の世界や未来へのポジティブな祈りが込められています。
世界中にはびこる緊張感から解放するものは、他者を思いやり、世界の平和と幸福に責任を持ち、それを祈る心によってもたらされる、自他と宇宙大霊との融合である思います。
『希望の火』やタオ指圧がもたらす融合感と癒しは、今こそ世界で求められていると感じました。
その融合感を実際に体感できる「氣と心のがっこう・体験ワークショップ」が秋に開催されます。
ぜひ体験してみてください。→こちら
記:馬場 山往(ばんば・さんの)